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がん治療

​症例紹介

​治療事例
Examples

CTC検査の先駆けを行く

如月総健クリニック

微小流路デバイス法は、米国で唯一微細がんの診断に有効であるとされているセルサーチ法の欠点を補うために開発された世界でも最先端のCTC検査法です。

CTC(血中循環腫瘍細胞)は原発巣あるいは、転移した腫瘍組織から遊離して血管に流れ込んだがんの細胞で、初期がんでは、1mlの血液中に数個ほどしか存在せず、かつ血流に乗って遠方の組織にまで到達し、細胞の数を増やしながらがんの転移や進行活性化させている事が報告されています。


また、CTC検査はCTCの遊離後もその形態や性状を多様に変化させながら体内を巡る特性を生かし、単に細胞の個数を計ることに留まらず、体内の中でどのように変化をするのか全体の様子も捉えることによって、がんの現在の状況やステージの進行状況を的確に把握し、高度な治療に役立てることが期待されています。

検査は末梢血を採取するだけの非侵襲的な液体生検(リキッドバイオプシー)で、PET-CTや腫瘍マーカー検査などに比べて容易でかつ、すぐに結果が出て素早い診断ができるところもメリットのひとつです。

如月総健クリニックでは、㈱日本遺伝子研究所と㈱ユーアイナ・新素材研究所との共同研究契約のもとに、日本遺伝子研究所の微小流路デバイス法によるCTC検査を実施することにより、がん細胞の多様な形状を診断することが可能になりました。

如月総健クリニックにおける症例の紹介

当院では、以前より末期がん治療の第一人者である白川太郎医師を招聘した統合医療によるがん治療を行っておりました。これまでのがんの治療において、特に問題であった治療の経過が判りにくいという課題を、CTC検査を用いることにより解決し、より適切な治療を行うことが可能になりました。

最新の研究から、上皮間葉転換(Epithelial-Mesenchymal Transition, EMT)は、上皮細胞がその細胞極性や周囲細胞との接着機能を失い、遊走、浸潤能を得ることで間葉系様の細胞へと変化するプロセスであることが分かってきました。

つまり、CTCが陽性であった場合、そのがん細胞は悪性度が高まるにつれて、準安定細胞(metastable cell)を経て、CTC の間葉系細胞(mesenchymal cell)へと変化し、さらに悪性度が高まるとアメーバ―様細胞(amoeboid cell)に変化して、癌の浸潤、転移・再発などに深く関係してくる事が報告されています。

​当院では上皮様細胞をTipe.1。間葉系細胞・アメーバー様細胞をType2。上皮系細胞から間葉系細胞へと変化する途中の準安定細胞と分けて判別し、その中でも特にがんの進行を早めるType2の間葉系細胞を死滅させる治療を行っています。

Type1 臨床検体から検出された上皮系形質のCTC 検出データ (日本遺伝子研究所より引用)

Type2 臨床検体から検出された間葉系形質のCTC 検出データ (日本遺伝子研究所より引用)

症例:62歳 男性

食道がん(ステージ4)、多発リンパ節転移

当院にて実際にCTC検査を行い、白川統合医療による治療を受けた事例を紹介いたします。

下記表の数値より読み取れるように、集中治療を開始した2018年2月21日以降はType2細胞は検出されておらず、5回目のCTC検査においては準安定細胞の数値も0に低下しております。

Type2のがん細胞が減少し、検出されないということは、明らかにがんの進行がストップしているという証拠であり、当院における白川統合医療の結果が期待通りに出ているということが証明することができます。

また、CTC検査を用いることで、当院ではがん治療の経過観察を1週間毎に行うことができるようになりました。

治療前の2018年2月14日から、当院における治療開始後の2018年3月22日までのCTCの数の推移を見ても分かるように、短期間でがん細胞に対して集中的に行った治療の効果測定ならびに評価をすぐに行うことができ、がん治療における治療方針の判断をより迅速に行うことができました。

これらの結果より、当院の行っている白川統合医療がたとえステージ4の末期がんであったとしても効果的であり、希望の持てるがん治療が可能であると言えます。

​※本症例報告は、患者様の同意のもと掲載しておりますが、一部コンプライアンス上の配慮から省略させて頂いております。